最近、自分のリズム感について自問自答している毎日を送る、サイロスです。
DTMで曲を作ってみても、いろいろキーボードでプレビューしてみても、いまいちのりが悪いと思い悩んでおります。
で、何冊か本を読んで、リズムにかんするノウハウがわかってきました。
ビートってなんやねん? という超基本的なことから、ビートやテンポと演奏時間との関係を会得(個人の意見です)を頭の中にしたためただけじゃまた忘れるという危機感から、この内容をブログにまとめることにしました。
ただ、これは個人による見解なので、他の人からしてみたら「まちがっとるやんけ!」というご意見をいただければ幸いです。
- リズムの単位はいろいろあれど、基本は「ビート」。日本語で言うと「拍」
- このビートのまとめ方を描いたのが楽譜の先頭とかにある「拍子記号」
- 拍子記号でわかるのは「1ビートの長さ」と「1小節のビート数」
- ビートの長さを線などで表したのが音符
- (例)「6/8」のときは8部音符のビートを6個あると想定
- (例)たまに楽譜に書かれている「C」は「4/4」、4分音符のビートが4個あると想定
- 拍子記号で書いたビート数で曲を作るのが条件
- だが、拍子記号で指定したビートで曲を作る義務は無く、いろいろな長さの音符が混在してもいい(これらもビートとして構成される)
- 元々明記している拍子と同じタイミングで刻むビートは「オンビート」
- 上記以外のビートは「オフビート」
- 拍子記号が4/4のとき、四分音符で構成されているときはすべてオンビート
- 拍子記号が4/4のとき、八分音符で構成されているときは、四分音符で鳴らしたときに同じタイミングで刻まれる八分音符がオンビート、その次の八分音符はオフビートとなる
- オフビートと、次のオンビートをタイで結ぶと、そのビートはオンビートとなる。これが「シンコペーション」
- どうしても小節をまたぎたいときはタイを使う
- (重要)休符もビート
- 楽譜には1ビートにかけるスピード(1分間で刻むビート数(四分音符何個分など)=BPM)、つまりテンポが書かれているので、これをもとに曲の長さを計算可能
- ただ、クラシック音楽などでは、Allegroなどの曖昧な表現のときもあり、そうなると、細かい曲の長さは指揮者まかせになる(だから、指揮者によって、曲の感じが変わる)
- ビートには、長さの他に「強弱」のルールがある
- このルールにより、曲に豊かさができる
- 基本的には「オンビート=強」、「オフビート=弱」となる
- オンビート同士でも強弱が分かれる。楽譜では基本「強→弱」で考える
- 楽譜で、「弱」のビートで始めるパターンがある=弱起
- 1つ強ビートと、いくつかの弱のビートでひとまとめにしたものをリズムと考える(いささか乱暴だが)
- リズムの先頭は必ず強ビートと考える。また、このビートを「ダウンビート」と呼ぶ
- 弱ビートのうち、最後尾のビートを「アップビート」と呼ぶ
- このビートを刻んだら勢いを強めてダウンビートにつながるため
- (以降続く?)